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1- レス

【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】


[658]森末(仮):2015/02/23(月) 01:58:59 ID:???
こうしてボールを奪い返したアルゼンチンは、当然このボールをエースに渡した。
イタリアからボールを奪える機会はそう多くない。
確実なチャンスを確実に決めるには――どうしても絶対的なエースに頼るしか彼らに選択肢は無かったのだ。

ブラウン「頼む、ディアス!」
ディアス「頼まれたぁ!」

ダダダダダダダーッ!!

そして、頼られたエースは、ようやく到来したチャンスに歓喜しながら迷う事なくゴール前からドリブルを開始した。
彼にもわかっていた。どうやってもアルゼンチンが勝つには自分に頼るしか選択肢が無いという事に。

実況「ボールはディアスくんに渡ったーっ! ディアスくん、これを……そのまま持って上がる! 上がります!!
   パスは出さない! 出す素振りすら見せない! まさかまさか、自陣ゴール前から一気に攻め上がるつもりなのか!?」

ストラット「く、くそっ! ここで奪い返しさえすれば……」
ランピオン「アルゼンチンは穴だらけになる筈なんだ!」
ディアス「そいつぁ無理な相談だ! そらっ!」

ピョーンッ!

ストラット「ば、化け物め……!」
ディアス「(お前が言うなっての)」

当然、このゴール前からのドリブルという一見すれば無謀にしか思えない行動にイタリアは憤慨しディアスにプレスをかけた。
感情に任せた行動である。これは、結果的に失敗だった。
ストラットもランピオンもタックルは下手ではない――だが、一流レベルでも無い。
そんな彼らのタックルが、天才・ファン=ディアスに通用をする筈が無く、ディアスはあっさりとストラット達を飛び越えた。


0ch BBS 2007-01-24