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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[662]森末(仮):2015/02/23(月) 02:04:22 ID:???
ピピィーッ!!
ディアス「(よし、これで楽出来るな)」
うつ伏せになりながら審判の笛を聞いて、ディアスはほっと安堵の溜息を吐いた。
2度の立て続けのファウル、しかも今度も相手は頭に血が上っておりとても偶然には見えない状況。
この状況でジェンティーレにカードが出されない筈が無いと、ディアスは考えていたのだ。
ざわ……! ざわ……!!
やがてディアスの耳に観客たちのざわめきが聞こえてきた。
動揺したかのようなその声は、恐らく予想外のジェンティーレの退場にうろたえるものなのだろうと考える。
アルゼンチンメンバー「あ……あああ!?」「ば、ばか、な……」「うそ、だろ……?」
ディアス「(ん?)」
そして、次に飛び込んできたアルゼンチンメンバーの声を聞いて――ディアスは疑問を抱いた。
彼らの声には悲壮な――それこそ、この世の終わりが来たかのような絶望感が漂っており、
とても敵の主力が退場した事を喜ぶものには聞こえなかったからである。
審判「……立ちなさい」
ディアス「え……?」
混乱するディアスの耳に最後に入ったのは、怒気を含んだ審判の声だった。
思わず咄嗟にディアスは顔を上げ……審判を見やる。
彼は一枚の札を持ち、ディアスに対して提示していた。
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0ch BBS 2007-01-24