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1- レス

【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】


[672]森末(仮):2015/02/23(月) 23:36:28 ID:???
実況「あ……ああああああああああああああああああっ!?
   これはレッド、レッドカードだァ!! ディアスくん、シミュレーションを取られました!
   しかしこれは誰の目にも明らか! ジェンティーレくんの足はボールに行っていたのは、この私の目からも見えました!
   もはや言い逃れ不能! 故意のダイビングとされ、反則を取られてしまいました!!
   しかし、しかし! あまりにもここでのレッドカードは大きいィイイイイイッ!!」

ピエール「違う……ここで驚くべきは、ディアスに対してレッドカードが出た事じゃない……!」

シュナイダー「幾ら奴が相手を陥れる事に注意を払い、そちらに視線が行っていたとはいえ……。
       それでも完璧にボールを奪い取る事など、容易な事ではない筈だ」

早田「あの野郎……相当やりやがるぜ」
松山「俺でも、零れ球にするが精一杯だったのに……」
三杉「(恐らくは早田のタックルよりも頭一つ抜けている……あれが……)」
中山「サルバトーレ=ジェンティーレ……(なんて奴だ……!)」

この時、観客席にいる実力者たちは目立つディアスの退場よりもその退場を誘った原因。
即ち、ジェンティーレに注目を集めていた。
ディアスの突破力の高さについては、既に周知の事実である。
誰もが彼こそが今大会最高のドリブラーであると考えていた。彼を止めるにはどうするべきか、シミュレートする者もいた。
だが、決定的な対抗策というものは中々思いつかない。
仮にストライカーならばマークをつけて無効化する事も出来る、パサーならばキープした所を奪いに行けばいい。
しかし、ドリブラーは純粋にタックルでボールを奪うしか手立ては無いのだ。

結局、多くの者は昨日日本が取った作戦のように二段構えで人数をかけて奪うか。
或いは今日のイタリアの如く最終ラインまで引きこもり多人数で待ち構えるかしかない。

にも関わらず一対一でディアスを止めてみせたジェンティーレ――その実力の高さは、一瞬にして彼らの脳裏に刻まれた。


0ch BBS 2007-01-24