※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[699]森末(仮):2015/02/24(火) 02:35:37 ID:???
その後、全日本メンバーはスタジアムから引き揚げ予定通り軽い調整の為にグラウンドに集合をした。
無理をせず、昨日の試合の疲れを解し明日の試合に備える文字通りの調整である。
監督たちからの厳命により過度の練習は禁止されていたのだが、人知れず猛特訓を己に課す者がいた。
新田である。
新田「(スピードを乗せたままのミドルシュート! 確かこうか……? いや、違う……)」
昨日板野から助言を受け、ビクトリーノの動きを注視した結果、その類稀な才能に気づいた新田。
自身と同じタイプながらも、その数歩先――数十歩先を歩くビクトリーノを見て、彼は奮起した。
年齢の差を言い訳にせず、自身の実力不足を嘆かず、一歩でも距離を縮める事を夢見て特訓をしたのである。
新田「(俺の日本の中での地位が低い事くらいはわかってる! 昨日も試合で全く結果を出せなかったんだ!
このままじゃ駄目なのはわかってるんだ! だけど諦めたくない!!
諦めてたまるか!! あいつに出来て、俺が出来ないなんて事があってたまるもんか!!)」
功名心の塊であり、栄光を手に掴みたいともがく新田は思考錯誤を繰り返す。
彼は打たれ弱い面もあるが、気分が上り調子の時は決してへこたれないメンタルの持ち主でもあった。
目の前で自分が手本とするべき選手を見た事で落ち込むよりも先に這い上がろうと思えたのは、
板野がまずは世界の選手を目指せと暗に今の自分は弱いと言ってくれたせいかもしれない。
彼は己の弱さを自覚していた。自覚した上で、這い上がろうとしていた。
新田「(よし……これで決める! このままボールを持ってダッシュして……)」
ズダダダダーッ!!
新田「ここだァッ!!」
シュパッ……ズバァァアアアアアアアアアアンッ!!
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24