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1- レス

【この試合】キャプテン霧雨102【巫女が勝つ】


[683]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/03/09(月) 23:42:39 ID:???
若林の邂逅→ クラブ4
>>霊夢との邂逅(BAD分岐)


控え室の通路前を通り過ぎた少女に、すぐに若林は気付いた。
この試合の対戦相手にして、早苗を撃沈した選手。
博麗 霊夢がそこを歩いていたのだ。

若林「……お前は…!」

霊夢「ん…?」

若林「(ちょうどいい……奴に聞きたいことがあったところだ…!)」

通路を駆け足に、霊夢の傍へと走り寄る。
そう。若林と早苗は、仲良しこよしで結託したのではない。
各々の許しがたい敵を己が手で討つために手を結んだのだ。
若林にとっては森崎、早苗にとっては霊夢を打倒するために。
その彼女との会話の中で、若林は早苗よりもむしろ霊夢に興味を抱いていた。
理由は簡単。似た対立軸、しかし若林は早苗よりは霊夢に近い立場にあったのだ。

若林『(有り余る才能を持ち、打ち倒そうとする愚昧な輩を叩き落としてきた…!
     そうだ、俺が森崎を追い落とすには、奴の道こそが必要なんだ…!!)』

昔の彼は、そう思い逆に博麗 霊夢という存在に興味を持っていた。
しかし、今の彼の認識は異なっていた。
こいつも、負けているではないか。早苗を打倒できたのも、結局早苗の体力が切れたからに他ならない。
実力から言えば早苗に追い落とされている。今回は幸運にも決定的な敗北をしなかったが、それだけだ。


0ch BBS 2007-01-24