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【この試合】キャプテン霧雨102【巫女が勝つ】


[984]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/05/04(月) 23:58:10 ID:???
果たしてそうだろうか。
フライハイトは心の中でそう呟きつつ、フィールドに目を下ろす。
その先では、カペロマンが必死にボールをキープしていた。

アルシオン「無駄な足掻きだな」

カペロマン「(くそッ…やはり読まれているか…!)」

こうなれば、使うしかないか…?
あの極度の疲労がいつ来るか…その恐怖はある。
しかし、2点のビハインドが残ったままで自分が万全に動けてももはや意味はない。
ここに答えは決まった。
自身の集中力を極限まで高める。
のみならず、その時間を伸ばそうと…自身の限界を食い破る。
あの時見えた世界をもう一度自分に見せろと、カペロマンが自身の身体に鞭を揮う。

カペロマン「トラン………ザム!!」

そして、彼の望み通り意識が限界を突破する。
極限まで高まる集中。人の背後まで認識しているかのような空間把握。
間違いなく、それは発動していた。

アルシオン「!(なんだ…動きが変わった……?)」

カペロマン「行くぜ、アルシオン…!
       悪いが俺とて、このまま負けるつもりはない!!!」

ダダッ!

アルシオン「調子に乗るなよ…!この不利な状況、貴様に勝ちの一手などありはしない!」

ダッ!


0ch BBS 2007-01-24