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1- レス

【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】


[150]森末(仮):2015/03/06(金) 00:32:13 ID:???
ランピオン「(ボールを貰えないと仕事にならないってのに、一体どうしろってんだ……ん?)」

予想通りと言うべきか、通らないパスにランピオンは悔しそうに歯噛みをしながら戻り始めていた。
彼としてもパスを出したコンティを責める気は更々ない、コンティのパスになんら問題は無いのだ。
ただ、佐野と次藤――2人が行うスカイラブでのパスカットが異常なだけである。
自分は仕事すらさせてもらえず、そしてそれは仲間たちの誰が悪い訳でもない。
更にその原因を解決しようとしても、いい案は全く浮かんでこない。
この状況において彼はフラストレーションが溜まりに溜まっており、その元凶である佐野達を睨みつけたのだが……。

次藤「ふぅー……」
佐野「大丈夫ですか、次藤さん?」
次藤「ふん、わしのふとか体ばこん為にあるタイ、お前を飛ばすくらいなんともなか」
ランピオン「(なんだ? 足を抑えて……。 ! そうか、そういう事か!!)」

その際、佐野は奪ったボールをキープしながらようやく立ち上がり始めた次藤を気遣う言葉を投げかけていた。
次藤はしきりに足を抑えており、一体どうしたのかとランピオンは疑問に思うがやがて答えを見つける。

ランピオン「(そもそもあんな無茶な技――人をそのまま足を使って持ち上げようなんて技、無茶苦茶過ぎたんだ!
       仮に出来たとしても、足にかかる負担は半端なものじゃない! そう何度も使える筈が無いんだ!!)」

ランピオンの読み通り、スカイラブはその使用者の身体に大きな負担をかける技である。
大柄な次藤はまだ、佐野や立花兄弟のような小柄な選手を飛ばすのならばその負担も軽減されるものの、
既に今日佐野を2回とばし、立花兄弟も1度飛ばしているのだ。
幾ら頑丈とはいえ既に次藤は体力の半分を消費している。

ランピオン「(なら何度もあれを使わせればあの5番を無力化出来る……? いや、でも確かもう1人土台役がいたんだっけ?
       くそっ、厄介だな……根本的な解決には何もなってない。
       ただ……あの20番(佐野)の無力化は出来るか? しかし、時間が……)」


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0ch BBS 2007-01-24