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1- レス

【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】


[199]森末(仮):2015/03/07(土) 01:31:12 ID:???
だが、ここでセンタリングを上げようとした次藤は内心頭を抱えた。

次藤「(ぬう、わしのキックじゃ狙って上手く合わせられんのう……)」

ボールを強く蹴る事ならば彼の得意中の得意の分野であるが、こと精度となると話が変わる。
サッカーをしてまだ日が浅い為かパスコースを探す事も、細かいコントロールをする事も彼は苦手としていたのだ。
無論、ボールにバックスピンをかけて相手を翻弄したり、
佐野とのコンビプレイ(正しくは佐野の次藤とのコンビプレイ)に見られるように一定の技術こそ持っていたものの、
本職であるFWやMFに比べればその精度は劣るものである。

よってこの時、次藤はどうしたものかと考えるのだが――。
佐野が起き上がるのを待つのも、再びボールを奪われる可能性を考えれば悪手。
サイドチェンジして小池に上げさせるにも、それでは不要に相手に戻る時間を与えるだけである。

次藤(ばってん、ここで待っててもどうにもならんタイ。 上手く誰かが合わせてくれるのを期待するしかなか!)
   そらっ、これで決めてこいタイ!」

バコォンッ!!

そして色々と考えた末、次藤は思い切ってゴール前にボールを上げる事にした。
仲間のいずれかが合わせてくれる事を願って。


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0ch BBS 2007-01-24