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【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
[36]森末(仮):2015/03/03(火) 00:51:36 ID:???
その後、松山らが駆け付け全日本メンバーが立花兄弟の先取点を喜ぶ一方。
イタリアJrユースはといえば気落ちをしていた。
全日本の得点力の高さ、強さについては彼らも既に知っていた。
一部を除いて、必要以上に己の実力を過信せず――強敵だと考えた上で、戦いに挑んでいた。
にも関わらず、ここまでイタリアは試合を完全に支配され攻め込まれ、挙句に失点をしてしまったのだ。
ゴルバテ「ヘ、ヘルナンデス……大丈夫か?」
そして、矢面は当然のようにゴールキーパーであるヘルナンデスへと向かう。
パーフェクトキーパーとして名を馳せ、ヨーロッパNo.1キーパーとの呼び声も高い彼。
その彼がこれ程早くに失点をしたのは昨日のアルゼンチン戦でもそうだったが、その際はあくまでもPK。
正面からの、真っ当な意味での勝負でヘルナンデスが負けたというのはイタリアメンバーにとって久方ぶりに見る光景だった。
よって、彼らがヘルナンデスのメンタルを心配したのも無理からぬ事である。
だが、ヘルナンデスは彼らが思う程に弱い人間ではなかった。
ヘルナンデス「……大丈夫だ。 それよりすまないみんな、ゴールを守りきれなかった」
バンビーノ「いや、悪いのは俺達だ。 中盤で完全に押し込まれてる……こっちはまだシュートが0本どころか、
まともに攻撃すら出来てないんだ。 ヘルナンデスが謝る事じゃない」
ランピオン「おいおい、責任の所在を追求してる場合じゃないだろ」
ストラット「そうだな。 ここからどうするか……それを決めた方が建設的だ」
ヘルナンデス「ああ、そうだな」
ゴールを割られた事で少なからずプライドを傷つけられながらも、ヘルナンデスは冷静だった。
一同に謝罪をした上で、ここからどうやって同点に追いつくか……逆転をするかを考える。
もしもこのチームがヘルナンデスしか主要選手がいないワンマンチームならば、ここで彼は諦めてしまっていたかもしれない。
しかし、違う。このイタリアにはストラットとランピオン、頼れるFWが2人もいるのである。
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0ch BBS 2007-01-24