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【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
[506]森末(仮):2015/03/15(日) 01:25:28 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
実況「岬くん、抜いたーっ! マルコくん、コンティくんを抜き去りそのまま一気に左サイドを駆け上がります!
これは全日本、再びシュートチャンスが巡ってきそうだ!!」
観客「おいおい、またかよ!?」「ここで失点したらもう終わりだぞ!!」「なんとかしろ、イタリア!!」
「いいぞ、いけいけ!」「どうせだ、3点差にして試合を決めてやれ!」「すげぇ下剋上だな!」
そしてこの岬の突破を見て、観客席からは悲鳴と歓声がほぼ半々の割合で沸きあがった。
前者は強豪国イタリアがこのまま無惨に負ける所を見たくないという層。
後者は弱小国である筈の日本がイタリアという大物を下す所をこの目で見たいという層。
実際にプレイをせず、気楽に観戦をする者達にとっては結果がどうあれこれ以上ない程の見世物である事に違いは無かったが、
一方でフィールドに立つイタリアメンバーにしては悪夢でしかない。
ヘルナンデス「(何故だ、何故こうも攻め込まれる。 攻められない!
ランピオンを封じられ、ストラットもマークにあってるとはいえ、あまりにも……!)」
特にこの時、思わず頭を抱えてしまいそうになったのはキャプテンであるヘルナンデスである。
彼は自身の不調――3本シュートを打たれておきながらその内2本を許すという失態に責任も感じていたが、
それと同時にまるで上手く行かない自陣営の攻撃、守備に思わず悪態をつきそうになっていた。
頼れる仲間がいて、自身は油断をしていた訳でもなく、それなのにこの有様。
悪夢ならば早く覚めてくれと願うのも、人として正常な反応だっただろう。
しかし、それでも彼はめげてはいなかった。
弱音を吐きそうになる心を抑えながら、必死にその口を動かし指示を飛ばす。
ヘルナンデス「(落ち着け、ヘルナンデス。 どれだけ悪態をついたって、後悔をしたって、状況が変わる訳じゃない!
俺は俺に出来る事をするだけだ!)ジェンティーレ、コースを塞げ! 他の皆はゴール前を固めろ!!」
ジェンティーレ「おう!!(打ってくるなら打って来い! この俺が立っている以上、ゴールはもう二度と許さん!!)」
イタリア守備陣「「「了解!!」」」
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0ch BBS 2007-01-24