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【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】
[588]森末(仮):2015/03/16(月) 02:44:24 ID:???
こうして日本メンバーがいいムードで引き揚げるのに対し、イタリア陣営はお通夜のように静まり返っていた。
ランピオンとストラットというチームの攻撃の要は封じられ、攻撃は上手くいかない。
ジェンティーレの負傷とヘルナンデスの不調もあってか、守備も決して安定していない。
その結果がこのスコア――後半10分にして、3点という絶望的な点差をつけられたものである。
誰もが勝利どころか、引き分けにする事を諦めようとしていた。
バンビーノ「(間違いなく俺が不甲斐ないせいだ……。
この試合、ランピオンとストラットが封じられているからこそ、俺が攻撃の要として機能しなきゃいけなかったのに)」
ストラット「(マークをつけられたからと言い訳出来ない。 あのイタノはジェンティーレも抜いていたんだ。
無力だな……俺はなんて無力なんだ)」
ランピオン「(空中戦が出来なければ、俺はただの置物だった。 それしか取り柄が無いとはいえ……)」
ヘルナンデス「……みんな、顔を上げろ」
しかし、それでもあきらめる事は許されなかった。
彼らは誇り高きアズーリ。
どれだけ不可能に思えても、困難に思えても、最後の最後まで戦う事を義務付けられていた。
栄光あるアズーリの一員として、恥ずかしくない試合をしなければならなかった。
誰よりもそれを理解していたのはキャプテンであるヘルナンデス、そしてなおも言葉を発さないジェンティーレである。
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0ch BBS 2007-01-24