※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】


[815]森末(仮):2015/03/26(木) 23:07:56 ID:???
松山はキャプテン選挙が終わった直後、板野がキャプテンとなる事に対して微かな違和感を覚え、
若島津は何故力を持つ自分ではなく板野がキャプテンとなったのかと疑問を持った。
しかし、それに対して決して文句は言わなかった。

松山は板野を信頼し、しかし以前取材に応じた時のように板野にそう振る舞って欲しいと思う所は素直に伝え、
若島津は次は誰にも文句を言わせない程圧倒的な力を手に入れキャプテンの座についてみせると息巻いていた。
少なくともそこに、板野への不満や嫌悪感などというものは一切ない。

板野「キャプテンになりたいのはわかるけど……それならハンブルグ戦で本当に圧倒的な力の差を見せればよかったんだ。
   そうすれば再選挙されて、お前が選ばれてた可能性だってあるんだ」
若林「………………」
板野「ディアスのドライブシュートを止めたり、なんだかんだで結果は残してると思うよ。
   松山だって活躍してたし、若島津も……今日はあまり出番は無かったけど、最後のシュートは止めてた。
   俺が1番活躍してるなんてつもりもない。 ハンブルグ戦から考えれば、多分1番いい所で決めてるのは立花達だ。
   だけど俺は皆に選ばれて、頼りないかもしれないけど一所懸命がんばって、それで結果も順調に残せてきてる。
   若林に、どうして俺がキャプテンなんだって文句を言われる筋合いはない。
   文句があるなら、監督に言って再投票を促してくれ」

無論、それをした所で見上が頷く事は無いだろう事を若林源三は知っていた。
大きな失態など全くない板野を、大会の途中でキャプテンの交代をするなどという事を至って常識的な考え方をする見上が許す筈もなく。
また、板野の言う通り彼は結果を着実に残してきているのだ。
若林でなくとも、誰が言った所で見上は納得せず――仮に再投票をした所で、板野が再び就任するのは目に見えていた。
よって、若林はぐうの音も出ずただ黙りこくるしかなかった。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24