※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】


[846]森末(仮):2015/03/29(日) 00:09:52 ID:???
>A.「う、うん、よろしくな!」 無難に応対する
=========================================================================
逃げ出したくなる気持ちを抑え、板野はナポレオンに応じた。
それは確かに丁寧な応対ではあったものの、いつもの板野から考えれば些か素っ気ないものでもあるのだが、致し方ない。
板野にとっては目をあわせ、不慣れな作り笑いをするだけでいっぱいいっぱいだったのだから。

ナポレオン「はい、今日はいい試合にしましょう!」
板野「(うぅ〜、怖い、怖い! 一体どうしてこうなったんだー!? ……って、あれ?)」

そして、両手で板野の手を握りにこやかに笑うナポレオンに乾いた笑みを浮かべつつ、
板野は視線をナポレオンから逸らすようにして彷徨わせた。
すると全日本Jrユースの一団から、やや離れた場所にフランスJrユースの面子が揃っているのを発見する。
ナポレオンがこの場にいるという事は当然彼らもこのスタジアムにいておかしくない。
ただ、おかしい点は彼らもまた板野のように引きつった笑いを浮かべ、遠巻きにこの光景を見守っていたという事だろう。

板野「(あ、あぁ……そうか、俺でこれなんだからフランスの皆もナポレオンに対して恐怖を抱いてるんだな)」
ピエール「(うっ、目が合った……。
      ま、まぁ無視する訳にも行かなかったし、個人的にニホンとは挨拶をしておきたかった所だ。
      ここは、声をかけるしかないか……)やぁ、ミサキ。 今度こそ勝負が出来そうだな」
岬「あっ、ピエール!(よしよし、真っ先に僕に声をかけてきたという事は僕に好印象を抱いているという事だ。
  このまま好感度を上げて行かないと)」

しかし、いつまでも違う意味での問題児に変貌したナポレオンを放置しておけないと考えたのか、
板野と目が合ったピエールは意を決したかのようにメンバー達から離れ全日本の一団に近づき、岬へと声をかけた。
大会前から面識のあった2人は表面上はにこやかに挨拶を交わし、
ナポレオンもその光景を見て笑みを浮かべながらピエールへと近づくと板野へと注目を向けさせる。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24