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1- レス

【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】


[850]森末(仮):2015/03/29(日) 01:31:19 ID:???
>D.「……なんだか苦労してるみたいだね」 同情しておく
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ピエール「! わ、わかるのか?」
板野「うん……」

無難に対応をする事も出来たが、それ以上に板野はピエールに対する同情心を抱いてしまい、ついそれを口に出した。
元々、エル=シド=ピエールという男は苦労人である。

家は裕福であり恵まれているとはいえ、子供の折より友達がおらず、心の面では決して恵まれているとは言えなかった。
そういう意味では若林と似たような境遇であると言えたが、それに加えてピエールは仲間にも恵まれなかった。
具体的にはフランスメンバーの実力が、あまりにも低すぎたのである。
若林の子分である修哲トリオ、そして高杉などと比較をしても圧倒的に低すぎたのである。

そして、それに加えてナポレオンという問題児――彼はそれだけでもピエールにとって悩みの種だったのだが、
彼の心に変化が生じた結果その悩みの種は一気に成長し大木へと成り上がってしまったのだ。
まだ傍若無人であろうとも以前のナポレオンの方が、ピエールにとっては理解しやすく掌握しやすい。
だが、今のナポレオンはピエールにとって正に未知の脅威……得体のしれない存在。
何をしでかし何を言うか読めない彼の一挙手一投足に心労が溜まるのは当然と言え、
ピエールは板野の言うように相当の苦労を背負い込んでいた。
先に言ったように仲間は頼りにならないのだから、その苦労も1人で抱えるしかないのである。

板野「(あんまり詳しい事を言っちゃうとなんで知ってるんだとか突っ込まれそうだからやめとくけど……)
   よくわからないけど、頑張ってね。 それと、試合ではお互いそんな苦労も忘れて楽しもうよ!」
ピエール「あ、ああ! そうだな……その通りだ!!(初対面でもわかる程、苦労を背負っている顔をしていたのか。
     いや、でもそれを知って尚励ましてくれるその対応……ああ、彼は良い奴だな!)」


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0ch BBS 2007-01-24