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1- レス

【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】


[861]森末(仮):2015/03/30(月) 01:22:35 ID:???
>★ミューラーは普通の筈→ ハート4 =パァン!ってした。★
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パァンッ!!

板野「(うひゃああ!? 今、握力でボールを割った!?)」

ベンチに坐したまま、なんとミューラーはその右手に持っていたボールを破裂させた。
何かにぶつけてその衝撃で潰しただとか、或いは刃物で切り付けたなどという事はなく、
純粋な握力だけでボールを握りつぶしたのである。
キック力こそ自信はあるものの、手で――片手だけでボールを割る事など板野には当然不可能であり、
それは板野だけでなくこの場にいる全日本Jrユースメンバー……否、恐らくはどのチームの選手たちも出来ない事だろう。
だからこそ、一層ミューラーの馬鹿げた力に板野は戦慄し、恐れ戦くしかなかった。

ミューラー「(……何故俺がスターティングメンバーではないんだ。
       これでは折角山を下りてこのチームに合流した甲斐がまるでない。 チッ!)」

パァン!

ミューラー「(あんなザコを出すくらいならば俺を使えばいいものを……)」

パァン!!

因みにミューラーは板野が恐れから目を離している間にも、二個、三個と続けてボールを潰し続けた。
詳細が一切不明の師匠の指示により、クラブチームに所属する事も許されずただひたすら修行を繰り返してきたミューラー。
その為に彼は恵まれた才能と鍛え上げた実力を持ちながらも、試合というものを殆どした事がなく、
実際に試合の中でプレイをするという事に対して異常なまでに餓えていた。
だからこそ師匠から試合に出る事を許され、西ドイツJrユースに合流をした際、彼は内心では歓喜をしていたのだが……。
この試合、彼はスターティングメンバーに名を連ねておらずベンチでサブキーパーとして控える事が決定していた。
それに対して彼が怒りを覚え、苛立ちをボールにぶつけたというのも仕方のない話だろう。


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0ch BBS 2007-01-24