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1- レス

【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】


[911]森末(仮):2015/04/07(火) 01:39:48 ID:???
敵と味方、そしてそれらとはまた違う第三者。
様々な者達が様々な思惑を胸にして試合を心待ちにする中、その当事者たちはどうしていたか。

山森「うう……す、凄い怒号。 これ全部、敵なんだよな……」
新田「き、気にするな山森! 野次なんていちいち気にしてたらキリがないぞ!」
松山「そそそそそうだぞ、山森! こういう時は手の平に人という字を書いてだな……」
滝「(松山が1番緊張してるんじゃねーか? まあ、試合が始まればちゃんとプレイに集中してくれるだろうけどさ……)」

この試合が今大会初めての出場、しかもスタメンという事もあってか山森は極度に緊張。
よりにもよって完全アウェーの空気の中での出場の為に行進の動作もぎこちなく、
小学生時代からの盟友である新田は自身も緊張しながら励まし、松山もやはりガクガクに震えながら山森にアドバイスを送る。

早田「へへへ、この歓声が全部悲鳴に変わったら気持ちいいだろうなぁ」
次藤「それでこそびっしゃぎがいがあるってもんタイ」
井沢「(相手の要はナポレオンとピエール。 そいつらを止めてブーイングをされるなら、むしろ本望だぜ)」

逆にこのフランスサポーター達の声を聞いて笑みを浮かべていたのは、元来好戦的である早田や次藤である。
彼らはこの空気に緊張をするではなく、むしろ楽しむ余裕すらあった。
それはボランチにコンバートをし、結果を求める井沢にしても同様である。

中山「(ピエールか……見た限りディアスとは違うタイプのMFだな。
    是非とも対戦してみたい相手だが、あいつは守備を重視する傾向にあるようだし機会はあるか?)」
若島津「(今日の試合も無失点だ。 そして明日の試合も無失点を貫き、俺こそがNo.1キーパーである事を証明してみせる)」

そもそも観客たちの声に一切感心の無い者達もいる。
純粋に強い相手と戦いたいと闘志を燃やす中山と、己の力を示す事にしか興味の無い若島津。
周囲に対する性格こそ違う彼らだが、根の部分ではある意味似た者同士だったのかもしれない。


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0ch BBS 2007-01-24