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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】
[105]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/03/07(土) 00:02:06 ID:K2H/eQ+g
佳歩「――そこよっ! 飛んでけ、『プランスラビット』!」
シュッ、バシュン!
若島津「……なにィ?」
若島津から、この試合初めて焦りが見られた。
佳歩はドリブルで行くと見せかけて、鮮やかな左脚でのフェイントシュート。ボールは鮮やかな空に飛んで行く。
もしもこれが佳歩の脚を突き刺す勝負ならば、若島津は圧勝していただろう。
しかし、サッカーは格闘技であるとはいえ、最終目標は相手を殺す事では無くボールをゴールに入れる事。
そんな基本をしっかりと踏まえた佳歩は、目標の完遂をひたすら優先した。
そしてその結果。
―――バシュウッ、ズバァァッ!
……ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
神奈子「(――流石の審判も、これをノーゴールには出来ない……か。まぁ、今のは完璧だったからねぇ)」
佳歩「――や、やったの……!?」
鈴仙「……やったわよ。マジでやったわよ、佳歩。 ――決勝トーナメント初ゴール、おめでと」
佳歩「……は、はい! ……や、……やや。……ややや………!!」
若島津が倒れ、神奈子が天を仰ぎ、鈴仙が驚き半分、嬉しさ半分の笑顔で佳歩に歩み寄る。
佳歩は戸惑いながらもじわじわと、しかし確実に、胸の奥から湧き上がる麻薬めいた達成感を覚え。
佳歩「――や、やったぁぁぁぁあああああああああああああああ!! やりました、鈴仙さま、皆!
私、私……!! ゴールを決めちゃいました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」
素直に、佳歩はそうフィールドを駆け回りながら、絶叫するのだった。
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0ch BBS 2007-01-24