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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】
[125]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/03/07(土) 23:52:57 ID:???
若島津「…………馬鹿な。何故、俺が点を取られる」
一方、前半早々にゴールを奪われた守矢みらくるずのメンバーは落胆を隠せなかった。
とりわけ、格下と信じていた佳歩に出し抜かれゴールを奪われた若島津は、
今自分の身に起きた現実を理解出来ないでいた。
若島津「――俺は、あの時の敗戦で、自らの弱さを理解した筈だ。
そして俺は、師の下に己の技を極限までに磨き、鬼をも凌駕する力を得た筈だ。なのに、何故……!」
若島津は地に手を着き愕然としていた。
そんな彼の姿を観客席から鋭い視線で射抜くのは、幻想郷における彼の師である仙人。
桃色にきらめく、シニョンで纏めた髪を軽く揺らしながら、
茨木華扇は無言の圧力を若島津に与える。(
ココア
を食べながら)
華扇「(――若島津よ。貴方の力は未だ単に無軌道な暴力。
それでは私の技を模倣は出来ても、真の意味で再現する事は出来ない。
だからこそ、こうして相手への慢心が生まれる。だからこそ、実力通りの力が出せない。
それを知らぬ限り、貴方は永遠に未熟なままです)」ムシャムシャ
若島津はそんな華扇の視線を感じ、屈辱的な気分になりながらも――辛うじて、再び立ち上がる。
言葉は無い。人間にして機械である彼は、失敗を悔いはしても、それ故に動きを止める事は無い。
華扇の心境を半分しか理解せずに、若島津は次のセービング機会に備える事とした。
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0ch BBS 2007-01-24