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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】


[504]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/16(月) 23:31:00 ID:???

−守矢みらくるず・控室−

諏訪子「ケ〜ロケロケロ。ま、こんなモンで良いかなぁ……っと」

――そして、神奈子がフィールドで大演説をしている最中。
守矢神社のもう一柱の神である洩矢諏訪子もまた仕事を終えたらしく、
仕事の成果であるらしい書類を、ペラペラと捲りながら控室に入る。
機械人形達はメンテナンスの為作業を停止しており、
早苗は審判の選定の関係で、大会運営委員会に呼ばれており、ピエールは早苗に着いて行った。
若島津はフィールドで山の仙人と師弟ごっこをしているために、控室には誰も居ない。

諏訪子「後はこれを、ここ辺りに置いといて……よし、準備完了」

諏訪子は手に持った書類を、神奈子のロッカーにずさんに突っ込んでおいた。
バタンと思いっきりロッカーのドアを閉めて振り向くと、ロッカーの使用者も同時に控室に戻って来ていた。

神奈子「……うん。どうやらそっちも上手くやったみたいだね」

諏訪子「まーね」

シルクハットのような形状に二つの目玉が付いた、非常に個性的な麦わら帽子のつばを直しながら、
諏訪子はそっけなく答える。神奈子はそんな諏訪子の態度で満足したようだった。

神奈子「早苗が帰って来るまで、たぶん後5分程度ある。 ……それ位あれば、まあ充分だろうさ」

そう言うと神奈子は、今や動作を停止した人形6体を一斉に部屋の中央へ並べた。
服も顔も無い中性的なマネキンが、部屋の中央に重ねて倒れる様はまるで魔術の実験か何か。
実際にそれは魔術をも超えた魔法に近い技術。
……守矢の神々は、この世界に居る他者の魂を無機物に宿らせる、一種の「神降ろし」を再現しようとしていた。


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0ch BBS 2007-01-24