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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】


[57]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/05(木) 23:17:41 ID:jVAsTf1g

諏訪子「あちゃ、あの動き……。まさかよりによって、こんな時に『ラグ』が発生するなんて!」

遠くで諏訪子がバツの悪そうな表情をしている。
ゴール前の鈴仙達には何を言っているのか分からなかったが、あまりよろしくない事のような気がした。

神奈子「(おいおい諏訪子、ピエール君はもう少し大事にしてやりなよ)」ピピピ

諏訪子「(大事にしてるさ。たぶん単純に事故! 神降ろしだって、そう簡単じゃないんだからさ!
しかも態々フランスから呼んでいるんだし。通信事故なんてしょっちゅうだよ、あっち! 知らんけど)」ピピピ

神奈子と諏訪子が何やら聞こえない声で言い争いをしている。
どうやら神特有の念話――精神エネルギーの波長により意志を伝える、一種のテレパシーだ――のようで、
鈴仙には周囲の波長が暗号めいて振動している事しか分からない。

神奈子「(全く……。――ピエール君は若林君亡き今、我々唯一の、長期稼働が可能な『特別製』なんだからね)」ピピピ

諏訪子「(その事は私の方がずーーーーっと良く理解してますよーだ。
それより神奈子こそ、ホントに大丈夫なんだろうね? 6体の『通常製』を同時にピエール君みたくするヤツ。
あれが35分持たなかったら、私達多分負けるよ?)」ピピピ

神奈子「(大丈夫大丈夫ヘーキヘーキ! ヘーキだって。安心しろよ〜)」ピピピ

諏訪子「(馴れ馴れしい口調キモッ)」ピピピ

鈴仙「(何やら良く分からない事を喋ってる、って事だけは良く分かるわね……)」

読み取れない情報は無視して、鈴仙は意識を眼の前のゴールと妹紅に向ける事にした。
ピエールが立ち往生し、神奈子が謎電波を飛ばしている間に、妹紅はゴールの真正面にボールを持って立っていた。


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0ch BBS 2007-01-24