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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】


[59]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/05(木) 23:20:12 ID:jVAsTf1g
妹紅の最大シュートにして、永遠亭ルナティックスの隠れた副砲である
『ネオフジヤマヴォルケイノ』が打ち出されたその時、若島津は凶悪な笑みを浮かべていた。
今大会でもトップクラスに近い威力を誇るシュートを見て、そうした反応を示す若島津は異常だったが、
しかしこの次に彼は更に異常な行動に出ていた。

若島津「迎撃の型」

バァァァァァッ………!

実況「ああ〜っと、若島津選手!
妹紅選手のシュートに対して前に飛び出すのではなく、横っ飛びに飛んだ〜〜!」

一見するとシュートが怖くて逃げ出したかのようにも見える、若島津のこの行動。
無論、若島津が何を意図して横に飛んだかを理解する者自体は観客席にも居た。
かつて若島津とチームを共にしたこともある、妖怪の山FCのFW・反町一樹がその筆頭だった。

反町「(――何のつもりだ、若島津。お前の『三角飛び』は体勢を崩した状態からのフォローに特化した技。
ただシュートが来た時点で飛んでいては意味が無い。単なるパフォーマンスにしかならない筈じゃ……?)」

しかし、反町ですら若島津が何故不合理な大技に出たのかまでは理解していなかった。
東邦学園、全日本Jr.ユース、そしてヒューガーズで対峙した時点での若島津の記憶しかない反町では、これが限界だった。
彼は知る由も無かった。 ――若島津が、この幻想郷で更なる牙を磨いていた事に。

若島津「――『三角飛び――牙』!」

ガッ、シィィィィ……ン!!

神奈子「(――まぁ、早苗に怪しまれちゃいけないし、若島津君が張り切っているし。
この程度の威力だったら……審判に釘は刺さなくていいかね)」

神奈子が猛烈な風を纏いながらブロックに向かう中、一際大きな金属音がフィールドに鳴り響いた。


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0ch BBS 2007-01-24