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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】
[652]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/03/23(月) 23:16:33 ID:???
中山「――悪かったな、鈴仙さん」
中山はぶっきらぼうにそう鈴仙に言った。
女性を口説く甘い言葉とは縁遠い、質実な中山の口調が鈴仙は好きだった。
鈴仙の中の怒りは、だんだんと別の感情へとシフトしていくような気がした。
暖かいのだけれど、怒りとか喜びとは違う別の何かのような。
中山「……もし許してくれるのなら。この局面……俺にも手を貸させてくれまいか。
こんな場所で絶望し挫折するために、君は努力をして来た訳では無い筈だ。それと……」
スッ……
鈴仙「それと……?」
――が、結果を先に言うと、鈴仙がこの感情の正体を掴む事は終ぞ敵わなかった。
中山はそう言って、鈴仙から一歩距離を引き、スタジアム中を一瞥する。
今にも鈴仙を抱きしめんかの勢いだった中山が立ち去ったのを、鈴仙は不思議に想っていたが――。
その次の瞬間、鈴仙は中山の行動の意味をしっかりと理解した。
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0ch BBS 2007-01-24