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【復活の】鈴仙奮闘記27【N】


[655]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/23(月) 23:19:56 ID:???
諏訪子「……でもあれ、反則だよね。
ウサギDが吹っ飛んでフィールドに居なかったとはいえ、ルナティックスは一時12人でサッカーしてた事になるし」

神奈子「――厳密には反則だ。しかし、審判の笛は鳴らなかった。
ことサッカーにおいては、審判は絶対の神様だから、私達と言えど従わざるを得ないよ。
それに中山政男は、確かに今年の4月――締切時に出されたルナティックスのチーム名簿に、その名前がある。
ミカンやレモン汁なんて絞らずとも、間違い無く彼の乱入は合法という訳さ」

諏訪子「そ、そんなぁ。 ……そんな事、ありなの〜?」

神奈子「――アリだろうさ。大体それを言えば、私達の方が余程黒い事をやってる。
告発しようとしても、逆にカウンターを受ける羽目になるよ?」

自身のやり口――ホームタウンディシジョンやグレーな選手召喚――を韜晦したいが為に、
神奈子と諏訪子は中山の乱入に対して明確な反論が出来ないでいる。
そんな中、中山は二人に目をくれず、ぐるりとフィールド上に配置された六体の人形を眺めて――。


中山「――大体分かった。あの人形にプログラムされている選手データが。
機械的なメカニズムか、それとも魔法的な話か。そこまでは俺には分からないが、
どうやら守矢チームはハーフタイムの間に、人形の選手コピープログラムを発動させたみたいだな」

永琳「……流石ね。たったの数分でそこまで読めているなんて」

軽いミーティングの時間を取り、フィールド脇に集合したルナティックスメンバーに
再開の言葉や謝罪を告げるよりも先に、自身が知り得た情報を仲間達に伝える。
暫くの修行により、中山の経験に基づく知恵は永琳をも唸らせる程に成長していた。


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0ch BBS 2007-01-24