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【実験室の】ライ滝第三十四話【フラスコ】


[182]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/04/18(土) 21:55:46 ID:???

ピエール(だが、あれだけ吠えているナポレオンも三発シュートを打って一度アモロに弾かれている。
     あいつには悪いが他国の一流FWと比べれば実力差は歴然。頭の痛い話だな……)

 そう、シャンゼリゼ自体は大幅にパワーアップしていたが、
残念ながらナポレオンの成長はピエールの想像していたよりも幾分か下であった。
 この先のワールドユースを思えば余りにも頭の痛い状況である。

テリー「やれやれ、まるで獣だな。あんなのが国の主砲でしかもこちらが大劣勢とは我ながら情けない話だ」

 と、半ば呆然とゴール前の光景を眺めていたピエールの元にチームメイトのテリーがやって来る。
 普段は攻撃的MFとして大活躍する彼も、今日はハッサンやアモスといったシャンゼリゼの守備陣を切り崩せていなかった。
 他に頼れる攻撃選手がいれば話は違うのだろうが、テリーだけが突出していても徹底マークに合ってしまえばどうしようもないのである。

テリー「この点差、最早リスク抜きで逆転するのは不可能だ。
    あんたは今までバランスを考えて守備メインで動いていたが、もう俺と一緒に攻めあがるべきじゃないか?」

 実質二人で戦っているという観客の発言は的を射ており、この試合はテリーが攻めてピエールが守って何とか成立していた。
 だがそれでも点差は三点。こうなれば守備を考えずに使える戦力二人で攻撃するべきだというテリーの言葉は最もであると言えるだろう。

ピエール「……」


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