【実験室の】ライ滝第三十四話【フラスコ】

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[357]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 ：2015/05/02(土) 21:37:51 ID:???

本郷「――分かった。敵の戦力を考えれば半分近くが抜けるのは厳しいが、お前達の人生を無下にするのも酷な話だ。
　　　ひとまず11人は試合に出てくれ。ただし、本当に厳しいと判断したらすぐに駆けつけてもらう。良いな？」

滝「ありがとうございます！」

　提案を受け入れてくれた事にお辞儀をすると、滝達は早速残るメンバーの選定を始める事にした。

滝「無理を聞いてもらうんだ。俺は必ず戦いに参加する。
　　そして残るのが確定しているのは光太郎さん、橘さん、電さん、闘破さん、敬介さんの五人ですね」

敬介「本来なら俺もショッカーとの戦いに臨まなければならないんだろうが……」

茂「安心しなよ先輩。ショッカーなんざ俺が軽く捻ってきてやる」

アマゾン「俺も頑張る」

　拳を叩く茂と獣のような闘志を漲らせるアマゾン。彼らを戦闘から外すのは難しいだろう。
　滝はそう判断を下すと、続けてミライの方に視線を向けた。

滝「茂とアマゾンは戦闘に参加確定……となるとGKの都合上ミライには残ってもらう事になるな」

ミライ「……分かりました。怪人達との長期戦になるなら僕は足手纏いになるかも知れません。
　　　　こちらの方で全力を尽くします！」

　ウルトラマンメビウスに変身すれば大きな戦力になるのは間違いないが、ミライの状態では確かに怪人の相手をするのは厳しいだろう。
　ここまでのメンバーは確定だろうが、後はある程度自由に選択が出来るだろう。

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