【実験室の】ライ滝第三十四話【フラスコ】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[423]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 ：2015/05/07(木) 23:20:04 ID:???

ウルトラマンゼロ「ちっ、逃がしたか……」

　しかし超巨大ライダーロボに僅かなりとも時間を稼がれてしまった結果、ショッカー幹部たちを乗せた空母は海中へと消えてしまう。
　ヒーロー達は戦いに勝利したが、ショッカーを完全に撃滅する事は出来なかった。

仮面ライダー1号「ここで取り逃がしてしまった以上、いずれショッカーは再び世界征服の為に兵を挙げるだろうな」

仮面ライダー2号「ああ。だがこれだけ派手に叩いたんだ。しばらくは大人しくせざるを得ないだろうさ」

　指揮を取っていたであろう空母を逃した事に悔しさを滲ませながらも、防衛線の勝利にひとまず人心地つくヒーロー達。

滝（仮面ライダーザビー）「やれやれ、何とかなったか……ったく散々な日だぜ」

　それは滝も例外ではなく、悪態をつきながら肩の力を抜いていた。
　――その時である。

ガニコウモル「キキーッ！！」

滝（仮面ライダーザビー）「なにィ！？」

　物陰に隠れていた怪人の一体が突如滝に飛びかかり、彼に抱き付いたのだ。

日向（このまま負けて終わりなどこの俺のプライドが許さん。せめて滝だけは地獄の底へと引きずり込んでやる！）

　それは日向が最後の最後に仕掛けた悪足掻きだった。
　滝に組み付いたガニコウモルはやがて体の内側から光を迸らせ――滝諸共に大爆発を起こす。

前次写