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【実験室の】ライ滝第三十四話【フラスコ】
[460]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6
:2015/05/10(日) 21:51:03 ID:???
【2年目8月、特殊フェイズ】
滝(――ん?)
目を醒ました時、滝は自分の置かれている状況を全く理解出来ていなかった。
気付いたら何故かベッドの上で寝ていた。そんな心境である。
更にベッドの寝心地も普段とは違い、天井も自分の部屋とは全くの別物。訳の分からない事だらけだ。
滝(えーっと……確か俺はショッカーの連中と戦ってたんだよな。その後……駄目だ、何も思いだせん。
とりあえず起きて状況の確認を――あれ?)
記憶が曖昧になっていた滝はひとまずベッドから起きるべく体を動かそうとするが、そこで自分の体が動かない事に気が付いた。
滝(??? なんだ、なんで体が動かないんだ……ってあれ、これ点滴の管だよな……あ)
唯一動いた首を横に動かした滝は、自分の腕に点滴の管が通っている事を知る。
そして、彼は自分が怪人の自爆に巻き込まれた事を思い出すのだった。
滝(そうか、俺はあの後意識を失って病院に担ぎ込まれたのか……
冗談じゃないぞ、まだインハイの予選が残ってるってのに!?)
状況を理解した滝は大いに慌て始める。
何しろこの体の状態だ。どう考えても軽い怪我ではないだろう。
インターハイの予選が始まって早々に怪我で離脱など、滝にとっては洒落にならない事態である。
――と、そこで滝は病室内になにやら人影がある事に気が付いた。
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0ch BBS 2007-01-24