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【実験室の】ライ滝第三十四話【フラスコ】


[62]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/04/04(土) 23:51:45 ID:???

テレス「――で、わざわざこのメンバーを集めたのはどういった理由だ?
    またJrユースの時みたいにWユースに俺たちを招集しないって連絡でもする気だったのか?
    アンタの大好きなディアス君を目立たせるために」

 そう、今回バルバスが呼び寄せた六人の少年達は皆二年前のJrユースに招集されなかった者達であった。
 彼らは全員世代でも指折りの実力者だったのだが、バルバスの一存によってJrユースへ参加する事が出来なかったのである。
 テレスがバルバスを嫌うのも当然であると言えるだろう。

バルバス「……Jrユースの件については私の落ち度だ。
     西ドイツやイタリア(ないすぼうと事件前)といった強豪はいたが、さして難しい大会だとは思っていなかった。
     お前の言う通りディアスのセールス目的があった事も認めよう」

テレス「今更な謝罪だな」

バルバス「ああ、その通りだ。お前達が私を嫌うのも無理もない話だとも思っている。
     その上で頼みたい。今度のワールドユース、お前達の力を貸してほしい」

 自分の半分程度の年齢の少年達に向かって、頭を下げかねない勢いでバルバスはそう懇願した。

テレス「なんだ、ご自慢のディアスだけじゃワールドユースは勝ち抜く自信がないのか?」

バルバス「……ディアスが世界一のプレイヤーとなれる程の素質を持っているという考えは変わっていない。
     しかしディアス一人でワールドユースを取れると思う程私も夢想家ではない。
     今のままでは決勝リーグ進出が精々といった所だろう。
     だがお前達が加わってくれるのなら話は別だ。アルゼンチンは間違いなくチームとしても世界一を取れる」

テレス「フン、何度も言うが今更だな。
    ワールドカップならともかく、少なくともワールドユースにアンタが率いてるチームで参加する気はない。
    信用できない監督と組むのは御免だぜ」


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0ch BBS 2007-01-24