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【実験室の】ライ滝第三十四話【フラスコ】


[653]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/06/11(木) 23:08:17 ID:???

 一方、キラの方もまた一対一シュートを編み出すべく特訓を行っていた。
 自らボールを運ぶ事も出来るキラにとって、一対一で使える武器を作る事は非常に有用であると判断したからである。

キラ「そこだぁ!」

 剣崎と同じくゴールへと駆け込みながら、キラは予備動作なしでシュートを放つ。
 ただしシュートの質は剣崎とは真逆であり、ゴールの隅を狙った高速シュートであった。
 フルバーストのように溜めの作れるシュートは別だが、キラのキック力ではノーモーションで相手を吹き飛ばせるシュートは打てない。
 故にキラは自身が得意とする精密なキックとスピードシュートでGKの隙を射抜く必殺技を開発しようとしたのである。
 キラはインハイ予選の時期からこの技の為に特訓を重ねており、既にシュートはほぼ完成系となっていた。

ドモン「甘い! お前の狙いは見えている! とぉりゃあっ!!」

 しかし特訓に付き合っていたドモンはキラの狙いを見切っており、シュートに素早く反応するとボールを逃さずに掴みとる。

キラ「くっ……」

ドモン「まだシュートを打つ時にドリブルから僅かに動きが変化しているな。
    この先お前は全国、世界クラスのGKと戦う事になる。もっとシュートを自然に打てるようにならなければ通用はしないぞ」

キラ「ああ、分かってる。もう一度お願いするよ」

ドモン「フッ、上等だ。何度でも付き合ってやるぜ。
   (あの練習嫌いだったキラが率先して特訓に精を出すとはな。それだけでも五月の合宿をやった甲斐があったというものだ)」


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