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【実験室の】ライ滝第三十四話【フラスコ】


[771]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/07/01(水) 23:17:08 ID:???

早田「待たせて悪かったな、今まで打てなかった分の鬱憤を纏めて晴らして来い! ブローリン!
   カミソリパスだぁーっ!」

宙「畜生! なんてパスだ、かすりもしねえ!」

 早田の放ったカミソリパスは超人サイボーグの異名を持つ鉄之城のSB司馬宙を易々と突破し、PAで待ち構えていたブローリンへと渡った。
 この状況、ブローリンの取る行動はただ一つである。

ブローリン「ないすぱすデスヨ早田サン! 後ハボクニ任セテ! 食ラエ、らいじんぐばずーか!」

 ブローリンは迷うことなく右足を振りかぶり、風を切る轟音と共に必殺のライジングバズーカを鉄之城ゴール目掛け打ち放った。

ブローリン(よし、上々の出来だ。早田のムービングシェーバーにまるで反応出来んような連中であれば間違いなく得点できる)

 キックの当たりに得点を確信し内心でほくそ笑むブローリン。しかし、彼は一つ見誤っていた。
 目の前でブロックに出た男は、テクニカルシュートよりもパワーシュートへの対応が遥かに上手かったのである。

甲児「負けて堪るかよ! 俺達だって一回戦負けで恥をかく為にここまで来たんじゃねえんだ! うおおおおっ!!」

 甲児は雄叫びと共にライジングバズーカへと突撃し、真正面からボールを腹で受け止めた。
 ライジングバズーカの威力に僅かに後退る甲児だったが、負けてなるものかと全力で地面を踏みしめる。
 すると徐々にライジングバズーカのパワーは落ちて行き、やがて完全に威力を殺されたボールは力なく甲児の足元に転がり落ちるのだった。

ブローリン「ナニぃ」

甲児「ゲホッ……へ、へへ。前半みたいにシュートを軽々通して堪るかってんだ。これでも神奈川有数のDFだって自負してるんだぜ。
   そらよぉ!」


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0ch BBS 2007-01-24