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1- レス

【実験室の】ライ滝第三十四話【フラスコ】


[867]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/07/22(水) 19:23:26 ID:???
二回戦三度目の判定→ダイヤ2
→再びデュークが突破に成功。今度はワンツーで槌矢を抜きにかかる!


 ビハインドを背負ったまま膠着状態に陥った鉄之城。
 あまり喜ぶべき事ではないが、彼らにとって幸いだったのは国見が負傷したタクローをあまり積極的に使わなくなった事だろう。
 代わりにボールを運ぶようになった佐野も確かに手強い相手ではあったが、それでもタクローに比べれば御しやすい相手であった。

甲児「食らえ! ロケットパーンチッ!!」

佐野「ゲゲッ」

甲児「っしゃあ! やれデューク!」

 必殺のタックルで佐野を吹き飛ばすと、甲児は前線のデュークに向けてロングパスを出す。

デューク「任せろ甲児君。この僕が今度こそ華麗に得点を演出してあげるよ!」

国見のモブMF「畜生、こいつ本当に上手いぞ! 変態仮面の癖に!」

デューク「だからなんでイチイチ僕のこのビューティフルなマスクをこき下ろすんだい!?」

 パスを受け取ったデュークは相変わらずの突破力でするすると駆け上がり、再びサイドバックの槌矢に迫る。

槌矢「来やがったな。さっきみたいに楽に抜けると思うんじゃねえぞ」

 前回突破された雪辱を晴らすべく闘志を燃やす槌矢。
 これに対し、デュークはマスクの下で非常に悪い笑みを浮かべていた。


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