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【実験室の】ライ滝第三十四話【フラスコ】


[885]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/07/25(土) 23:07:14 ID:???
結構な確率でこのまま折り返しです→クラブ9
→前半終了間際、再びタクローがドリブルを仕掛ける!


 その後、鉄之城は国見の攻撃を凌ぐ事で手一杯となってしまっていた。
 攻撃をしなければいけないのは重々承知の上だが、
FWまで自陣に下げての徹底守備をしなければ守り切れないほどに国見の攻撃は苛烈だったのである。
 そうして時間はジリジリと経過して行き、気付けば前半ロスタイムに突入していた。
 このまま前半を凌いで後半キックオフで追いつく。
 鉄之城の選手達の思考がそうシフトしていた時、それは起こった。

槌矢「(ここまでずっと守備のしっぱなしでロスタイム。いい加減集中の糸が切れてきたって面してんな。攻めるならここだ)
   おら、向こうは今ボロボロだ。もう一点取ってこい!」

タクロー「んー、任せるタイ!」

 終盤自陣でパス回しをしていた国見が、鉄之城の疲労の色を見てここで攻勢に移ったのである。
 SBの槌矢がパスを出したのは、ここまで負傷で試合から姿を消していたタクローだ。

鉄也「っ!? しまった!」

 あまりタクローにパスが回らなかった事もあって僅かに警戒が緩んでいた所でのこの行動に鉄之城は対応出来なかった。
 結果槌矢のパスをカット出来る者は誰もおらず、ボールはタクローに渡ってしまう。

甲児「くそっ、デューク!」

デューク「HAHAHA、やっぱり最後に頼りになるのは僕だけみたいだね! 任せろー」(バリバリ)

 鉄之城にとって唯一の救いは、タクローが比較的低い位置でボールを受け取った為、デュークがすぐに対応出来たという事だろう。


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