※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【実験室の】ライ滝第三十四話【フラスコ】


[90]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/04/12(日) 00:32:14 ID:???

テレス「全くこの阿呆は……お前らはどうなんだ?」

 サトルステギの発言にこめかみを押さえつつ、テレスは他の者達にそう問いかける。

バティン「決まっているさ。俺も参加する。
     監督のやり方に不満はある。だがそれ以上に俺は俺達を信じくれるサポーターの為にもアルゼンチンを優勝させたい。
     それが勇気ある者として当然の務めだ!」

カージャレ「フ……流石はバティン君。俺の終生の強敵(とも)にして勇者。ならば俺も手を貸そう」

バティン「助かるぜカージャレ君!」

テレス(ああ、そういえばこいつらもこんな感じだった……)

 FWのガブリエル・バティンとMFのソルタード・カージャレ。
 共にフィオレンティーナユースに所属するこの二人は、ある意味サトルステギ以上に単純であった。
 正義を愛し、どんな苦境でも決して諦めず、必殺のバディゴールでチームの未来を切り開く男、ガブリエル・バティン。
 そんなバティンにいつの間にやらついたあだ名はアルゼンチン国民が待ち望んだ真の勇者。
 彼の熱血パワーはフィオレンティーナにも浸透しており、誰がつけたか最強勇者ユース軍団という名まで賜っていた。
 当然その相方であるソルタード・カージャレもキザを装いつつ中身は熱血野郎であった。
 某サイボーグ0○2のような長い鼻を持った彼は、その風貌と同じく超高速でのドリブルを武器にしていた
 その姿は正に敵陣を切り裂く一迅の風であり、バティンが真の勇者ならばカージャレは空の勇者とも呼ばれている。
 そんな二人が監督への悪感情を抑えサポーターの為に戦うと言い出すのはある意味当然と言えただろう。

テレス(それでも……それでもバビントンなら……)


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24