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1- レス

鈴谷の夜のエンジンはヌメヌメした甲板ニーソ


[912]戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/22(金) 23:49:35 ID:???
どれほど狂気的な性情をしていようが、時雨は軍属である。
その動きの基礎はしっかりしており、変態的に見える機動もその延長線に過ぎない。
香取が言った通り、時雨はそのような艦娘だった。
故に、その言動に惑わされ奇策に走った者は例外なく彼女に討ち取られてきた。

時雨「あははははははははははははは!!!」

笑いながらの突進。しかし、まだ速度は低い。
ここで溜めを作り、機関を吹かせ更に加速。
低速の移動を思い描けば、必ず攻撃は外れる。
だが、香取は狙いをその教科書通りの動きに合わせている。
つまり砲弾は、高速で移動するであろう時雨、その軌道に置いてあるのだ。

香取「読み通りです…!」

時雨「……!!!!」

避けきれない衝突を目の前に、時雨は笑みを浮かべる。
素晴らしい。これこそ希望だと。
だが、このまま大人しく倒れる彼女ではない。
最後に喰らえと、魚雷を香取に向けて射出。

時雨「最高だね…!でも、覚えておくといいよ…。この艦隊には、僕みたいなクズじゃない…。
    本物の幸運が存在しているってことを…!」

香取「(本物の…幸運)」


0ch BBS 2007-01-24