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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】


[236]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/26(日) 22:46:57 ID:janEh15U
★早苗→ドリブル 50 ( スペードJ )( 4 + 1 )+(やや華麗なドリブル+2)=57★
★鈴仙→タックル 49 ( ダイヤA )( 4 + 3 )+(アイドリングウェーブ+2)=58★
≦−2→ルナティックスボールに。

鈴仙「――私だって。そういう話なら負けてないわよ……!」

支えてくれる人が居たから、自分はここまで来る事が出来た。
早苗は鈴仙に確かにそう言ってのけたが、それは鈴仙も同じ――いや、むしろそれ以上だった。

鈴仙「中山さんが居て、パスカル君が居て。師匠が居て、てゐが居て、姫様が居て、妹紅や慧音さんが居て。
それに、佳歩やつかさやウサギ達が居て。 ……それで、私は何とか折れずにここまで来た。
幾ら神様があんたを守ってくれたって言ってもね……!」

早苗「言っても……何だって言うんですか。神は所詮神。自分の都合の為に人間を利用するだけだ……。
――とでも、仰りたいのですか! だとしたら、思い違いも甚だしい!
私にとって、神奈子様と諏訪子様は――そうした簡単な関係なんかじゃない!!」

タッ、クルッ……!

鈴仙の言葉にも聞く耳を持たず、早苗は修練で身に付けた『やや華麗なドリブル』を見せ、
直線的な動きでボールの奪取を図る鈴仙を出し抜こうとした。
その判断はまさに一瞬。それは早苗が奇跡や神々の力を抜きにしても、サッカー選手として一流の才能を持つ事の証明。
彼女は自身が想像するよりも、充分高い位置へと辿り着いていた。
――そして同時に、早苗は完璧には想像できなかった。
鈴仙もまた、数々の出会いと努力によって、そんな早苗と同位置か。もしくは、更なる高みへと辿り着いていた事に。


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0ch BBS 2007-01-24