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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】


[32]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/04/13(月) 00:37:38 ID:???
若島津「……キエェェェエ〜〜〜〜〜〜!!」

バギュンッ!

そして、そんな惨状を目の当たりにしても尚、通常通りセービングに向かえた若島津の精神は恐るべきものだった。
ポストの側面では無く前面を叩く事により、より高い推進力を得た『三角飛び・牙』の威力ならば、
永琳のシュートもうまく行けば止められる――若島津の演算機はそう示していた。
ショットガンの如く飛び出した若島津は、4人を吹き飛ばして尚弱まる事を知らないボールの正面に足をぶつける。
妖怪の山に大穴を開けられる程度の威力を持った若島津の跳び蹴りは、僅かにシュートを止める事に成功していたが。

華扇「(……無理ね。今の若島津には体も技もあるけれど、心が足りない。あれでは、防げるシュートも防げない)」

若島津「(――止めろ! 止めるんだ若島津健! 俺はまた噛ませ犬になる為にゴールに立ったんじゃない!
弱かった俺を倒した相手に復讐する為、更なる力を得る為、俺は修羅となった! ならば、この程度……!!)」

グッ、グググッ…………グンッ!

若島津「ぐ、ぐーーっ……!?」

若島津の気合も虚しく、永琳のシュートは摩擦により発生した強烈な重力波と共に、
再び動きを始め――、更に、その速度を再び加速させていく。
内臓された計器が異常値を指し示しておらずとも、若島津には今のシュートが自分には荷が重すぎる事を悟り。
――そして、爆発音と共に大きく身体を投げ出される。
こうなると、ゴールを邪魔する者はもはや誰も生き残っては居らず―――。

ズバンッ! ドゴオオオンッ!!
 ……ピイッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ………!!


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0ch BBS 2007-01-24