※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】


[404]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/05(火) 15:26:07 ID:???

射命丸「チームを潰すとなると、なぜ潰すのかの説明責任に問われます。
その時、貴方がたは高い地位を利用して、私に全てを説明させるのでしょう。
『チームがつぶれたのは、わたくし射命丸が無能だったからです。ごめんなさい』……ってね」

自身達のストーリーを容易く看破されたのか、天狗達は暫く押し黙ってしまった。
そして数分の後、鼻高天狗はつまらなさげに鼻を鳴らしてこう提案した。

鼻高天狗「……ならば、条件を変えようか。
私とて、サッカーチームが不採算で無いのなら無暗に責任を追及したり、廃止に動く道理もないのだ。
そして、サッカーチームを再三の取れた事業とするのなら、やはり実績――勝利が必要だ」

射命丸「…………」

射命丸は不敵な笑みを作りつつ、押し黙って、中年の鼻高天狗の話を聞く事にした。
彼はこう告げた。

鼻高天狗「……もしも、次の紅魔スカーレットムーンズとの試合に勝てば、今回の話を全く無かった事にしてやる。
幻想郷の一大勢力である紅魔館に勝利した結果を鑑みて、事業は効果があると、とりあえず当委員会で認定してやろう。
しかし、もしも敗北した場合は――先程の選択で言う後者を選ばせてやる」

射命丸「チームは存続する。しかし、私射命丸が敗北の全責任を負う……そういう事ですね」

鼻高天狗「不満か? 先程よりも随分と良い条件と思うが」

射命丸「不満かと言えば不満ですよ。だって、最初っからこの程度の条件を私に課すつもりだったのでしょう?
最初の無茶な選択は、交渉で良くあるドア・イン・ザ・フェイス。
私が選択の穴を論破する事を見据えた上で、『万一試合に勝利したら、今回の件を不問とする』
という本来の条件を取っておいたのでしょう。
上司に気を遣えない、出世も出来ない愚かな射命丸だったら、こうして条件を提示したら頷いてくれるに違いない……ってね」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24