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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】


[436]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 23:49:02 ID:???
−妖怪の山FC 控室−

はたて「にとりの調子はどう……?」

雛「――取りあえず、医務室の酸素カプセルに入って貰ってるわ。
ひどく吹っ飛ばされてるけれど、目立った外傷は無かったから、後半には無傷で復帰できると思う」

穣子「ひどいシュートだよねー、もう。嫌になっちゃうよ!」

――前半を0−5の圧倒的劣勢で折り返す事となった妖怪の山FC。
そのハーフタイム中の控室は凄惨たるものだった。
にとりを始めとする守備陣は、試合に支障が無いとはいえ、
レミリアやフランドールのシュートにより精神的に大きな痛手を負っており。

椛「強いですね。紅魔スカーレットムーンズ……」

はたて「うん。……正直、私の予想以上だった。8月の試合の時より、全体的にかなり実力が上がってた。
それも新シュートを引っ提げたレミリア・スカーレットや、
前後半通して動けるようになったパチュリー・ノーレッジだけじゃない。
メイド長に門番に小悪魔に、それこそメイド妖精まで含むような、全選手が強くなってた」

反町「(まるで、世界が違った。俺が強くなっても、やっぱり上は圧倒的過ぎた……!)」

また、はたてや椛や反町、雛や静葉と言ったFW・MF達も、
同じポジションの選手としての、レミリアやパチュリー、咲夜達の大きな力量差を実感していた。
打開策は、どこにも無いように思えた。


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0ch BBS 2007-01-24