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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
[473]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/09(土) 23:07:50 ID:???
勇儀「あのシュートが見られる! ……って、言われると。やりたくなっちまうよなぁ?
折角相手には萃香も居る事だし。一度、本気同士でぶつかり合いたいと思ってたんだよ」
パルスィ「……勝手にすれば良いと思うけど。絶対に、油断するんじゃないわよ……特に、あのゴールキーパー」
勇儀「ようし! そうと決まれば前祝いだ! うむっ! 酒が旨い!!」
お燐「十中八九、聞いてないね〜」
先攻権を得る事となった地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーは俄かに活気づく。
一方で、先に勇儀達の攻撃を受けきる事となった博麗連合のメンバーは静かな闘志を燃やしていた。
そして――。
魔理沙「(……今日の試合こそ、皆に思い知らせてやる。最後に勝つのは才能じゃなくって努力だと。
そして、この私こそが、この物語の主人公に最もふさわしい存在であるという事を――!)」
霊夢「(――この試合も勝つ。紫の言いなりもシャクだけど、私にはその道しかないんだから……)」
森崎「(ちっ。霊夢の奴も魔理沙の奴も、互い互いで目立ちやがって。この俺様こそが、このゲームの主人公だっつーの)」
――ピィィィイイイイイイッ!!
勇儀「よし、先手必勝だ! ……さあ、思いっきりかかって来な!」
萃香「(ふん、やっぱり来たね、勇儀! あんたの性格なら絶対そう来ると踏んでたよ! 私は何の対策もしてないけどな!!)」
そして、試合開始のホイッスル。
それを聞いて気色ばんで真っ先にボールへと飛びついたのは、地底のならず者どもの頭にして
絶大な力を持つ鬼の中でも取り分け強い力も持った四天王が一、力の星熊勇儀だった。
自身が先攻である事を良い事に、彼女はおぞましい一歩と二歩を踏んでから、大きくその右脚を振り上げた。
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0ch BBS 2007-01-24