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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
[499]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/10(日) 21:57:53 ID:???
*****
さとり「――ぅ。あ。ここ、は……?」
お燐「なーみょーほーれんげーきょー……。――あっ、さとり様! まだ生きてたんですか!?」
さとり「……ジョークという事は分かっているけれど。怒るわよ?」
お燐「すみませんすみません。九割ジョークでした」
さとりはお燐が普段押している猫車の中で目覚めた。
お燐が言う残り一割が何であるかを敢えて問わずに、さとりはまず周囲を眺める事にした。
さとり「ここは。地獄かしら……?」
さとりがそう勘違いしたのも無理はない。
彼女が目を覚ました周囲では、地面がひっくり返ったように滅茶苦茶になっていた。
お燐「違いますよ。ここはサッカースタジアムです。ほら」
お燐がそう言って指し示した先には、大きく開けた視界の端にはサッカーボールが転がっており、
すぐ近くには、飴細工のようにひしゃげたゴールポストが打ち捨てられている。
信じたくはないが、確かにここは間違いなく、妖怪の山モリヤスタジアムのようだった。
さとり「……私は、点を取られたのね」
お燐「0−1ですね。霧雨魔理沙の、えっと……『ファイナルスパーク』とやらが、
我々地霊殿サブタレイニアンローゼスゴールを突き破った挙句、
フェンスの物質となんか核分裂的なヤバい反応を起こして大爆発。
さとり様は見事吹っ飛ばされて、今の今まで気を失ってたワケです」
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0ch BBS 2007-01-24