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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
[544]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/15(金) 00:44:28 ID:???
光が煌めいてから数秒後に、耳をつんざく轟音が走った。
地球上の兵器を全て爆発させたかのような慈悲無き威力のシュートが、狙い違わず森崎の頭上へと落ちて来る。
光の中で、重力波を纏いブラックホールと化したシュートはどす黒い。
天子「ふ、ふん! この程度じゃないと面白く無いわね! この私がブロック……できないっ!?」
萃香「『ミッシングパワー』ーーーッ! ……じゃ、やっぱり力不足か。くそっ!」
ゴゴゴゴゴゴゴッ……! ドオオオオオオン!!
ブロックに向かった博麗連合のDF――天子と萃香は幻想郷でも指折りの実力者であるにも関わらず、
竜巻と熱線と重力波の三重苦が伴う地獄のシュートに全く太刀打ちできなかった。
ブロックを試みるも、その外周で阻まれて大きく吹き飛ばされてしまう。
お燐「(マジで初見の思いつきで、こんなの決めちゃうなんて。やっぱり鬼はヤバイよ……)」
松山「あーあ、いいよなぁ……才能があるヤツは。どぉせ俺なんか……」
小町「いやー、あたいはFWで良かったなァ。あんなシュート御免すぎるよ」
針妙丸「わ、私がブロックに出てればアイツ(勇儀)の目をちくちくして邪魔できたのに〜!?(※反則です)」
地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバー、博麗連合のメンバーともに、
その信じがたい威力のシュートを眼の前に恐れるしかなかった。
太古から人と共にあり、単純にその圧倒的な力のみで人に恐怖を齎して来た鬼の全力は、それほどの物だった。
ただし、例外も三名程居た。
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0ch BBS 2007-01-24