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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】


[609]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/22(金) 01:03:13 ID:???
もしも中山や日向程度の人間の幻想入りで、八雲紫が衰弱する程の異変が起きるのだったら。
それこそ、幻想郷は今頃成り立っていないのではないか。
幾ら幻想郷が危ういシステムの上で成り立っているとはいえ、あまりに脆弱過ぎる。
第一、これまでももっと危ない人間や妖怪だって幻想郷に入っている筈だが、今まで何も起きていない。
一体中山達は他の人妖と何が違うと言うのか。


岬「――そう。流石はあの八意永琳の弟子だ。思ったより頭も悪くないね」

鈴仙「……せっかくだから、頭が良いねって褒めてよ」

勿体ぶった話し方で再び微笑み直す岬。
これまでの彼との会話から、これは話の核心に迫った際に出る癖である事を鈴仙は発見していた。
半分以上本音の軽口を叩きながら、鈴仙は岬の話を促す。

岬「……そう。何故、善良なサッカー少年である中山政男が危険なのか。
何故、野心深い扇動政治家である豊聡耳神子は安全なのか。その理由こそが、まさにそこにある。
あるのだけれど……その辺りについては、今回の話の趣旨じゃない。どうせいずれ分かる事だろうし、今回は説明を省かせて貰うよ。
――兎に角、この話の趣旨。
『八意永琳が世界間のエネルギーを利用しようとしている』と仮定したら、
『永琳の計画により世界間の境界が曖昧になり、境界の妖怪である八雲紫が弱った』……という風に、現状の理由を説明しやすい。
よって、『八意永琳が世界間のエネルギーを利用しようとしている』という仮説はある程度正しいと思われる。
……と、いう事なんだけど。何となく分かってくれたかな?


鈴仙「……まあ、分かったわ。確かに謎は残るけれど……それでも、ある程度は論理的に納得できる話だった気がします」


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0ch BBS 2007-01-24