※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】


[668]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/24(日) 17:42:46 ID:tD5VSiQ+
妹紅「――やっ、鈴仙」

鈴仙「はぁ……どぉせ私なんか……。って、あれ。妹紅?」

そうやって落ち込む鈴仙の元に訪れたのは妹紅だった。
突然の来訪者に目を丸くする鈴仙だったが、そんな鈴仙を妹紅は笑った。

妹紅「ほら。試合の時約束してたじゃない。昨日の試合後、練習しようって……」

鈴仙「――あ! ご、ごめん! 忘れてたわ!?」

妹紅「やっぱり」

岬からの話を聞かされた鈴仙はあの後気が動転して、妹紅との約束をすっぽかしていたのだ。
鈴仙は九十度に腰を折り妹紅に謝るが、妹紅はあははと朗らかな笑顔で気にしていない様子だ。

妹紅「てゐから聞いていたんだ。鈴仙が良く分からないけれど少し落ち込んでたって。
だから、こんな事もあるかなぁって思っていたし。
大体、こうも生きているとたった一日くらいあっと言う間だからね。誤差だよ、誤差」

鈴仙「妹紅……。本当にごめんね」

妹紅「ホントに良いってば。さ、練習を始めよう?」

後ろに束ねた白い長髪を軽く梳きながら、妹紅は鈴仙の手元にあったボロボロのボールをひったくり、リフティングを始めた。
その楽しそうな様子を見ていると、鈴仙はこうしてウジウジ不信に悩んでいる自分が少し馬鹿らしくなって。

鈴仙「……うん。よろしくね、妹紅」

……そう笑顔で、妹紅との練習を始める事ができた。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24