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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】


[769]22スレの988(改名検討中):2015/06/22(月) 23:06:14 ID:???
われわれにも世界的使命があるかと問われて、人々はなんと答えるだろうか。
ことに、指導的立場の人たちはどう答えるだろうか。おそらく彼らにはなんの考えも、定見もないのではなかろうか。
生活改善を、社会改良を語り、最近では種族統一運動もよくいわれるが、
われわれが世界のために、行ける者すべてのためにこれをなさねばならぬと力強く主張するのを聞いたためしがない。
郷土のために戦ったというのは、わたしが進んで、わたしだけが成し得る仕事を具体的に行なってこそいえる言葉だ。
ほんとうに故郷を愛する心から、わたしが進んで力をつくし、その意味を知って行為してはじめて使命を果たしたことになる。
生ける者の核は精神である。精神はみずからなすことであり、独自になすことだ。
こうみると、幻想郷の政治を受け持つ人も、社会的指導者も明白な世界的使命観はない。
常識的にみた場合、われわれには世界的使命を語る余地もないように思える。どこから世界を語る勇気が湧くのか。
世界的とかなんとかいうのは、われわれには贅沢で身分不相応な考えのようだ。
しかしそれではだめだ。生きるということは、なすべきことがあるということだ。生は命だ。神が命令するのが生だ。生は行ないだ。
ゲーテの言葉どおり「使い途のない存在は死の存在だ」
使命を信じなければ生存権を主張する資格はない。どうしても生きなければならないと言い、どうしてわれわれにも自由を与えよと言うのか。
われわれが生存権を主張し、自由を要求しようとするなら、運命を共にする人類の前で、
その舞台に上がって共に為すべきことがなければならない。


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0ch BBS 2007-01-24