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【その隙を】キャプテン霧雨103【狙い撃て】


[59]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2015/05/12(火) 23:31:15 ID:???
若林「………」

そしてそのシュートを目の前に、若林は一つの出来事を思い出していた。
後半に入る前。出会った敵チームの中心人物、霊夢との会話を。

若林『…まあ、いい。お前は当然、この決勝に向けて準備をしてきたんだろう。答えてもらおうか』

霊夢『…まぁいいけど。アルシオンと青娥を揃えて、そいつらを上手く使おうとしただけよ。
    私だけの活躍で勝てるほど、守矢は甘いチームだとは思ってなかったしね』

その言葉にかつての自分はどう思っただろうか。
かつての自分は霊夢は、過去はどうあれ今は早苗に大きく劣った選手…。
自分が決してなぞってはいけない失敗例と思っていた。
しかし、それは恐らく勘違いだった。

若林「(認めてやる…。博麗 霊夢…貴様は、未だ早苗を上回った存在だとな…!
     だからこそ、お前のやったことをそのままやり返してやる!!
     そうだ。チームメイトは無視しなくてもいい…利用してやればいい!)」

大口を叩いた癖に、地に落ちたサルバトーレ。
彼を頼るなど、冗談にもならない。
自分のセービングに、ただ利用するだけの話だ。

若林「(ストラットのオーバーヘッドは軌道さえ見切れば、後は威力を殺すだけだ。
     軌道を見切るには、その発射点さえわかればいい。
     フン、今回ばかりは役に立ったじゃないか)」

ダンッ!!


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0ch BBS 2007-01-24