【その隙を】キャプテン霧雨103【狙い撃て】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[837]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2016/03/11(金) 00:58:31 ID:???
>>B　だから私は体力を考えろって言ったんだ！

魔理沙「（……あんな状態になったのは少し同情するが、大体自業自得なんだよな…）」

確かに魔理沙は強硬な手段こそ取らなかったが、何度か早苗に体力を考えてプレイしろと言っていた。
それを真面目に受けあわず、暴走した末にボロボロにやられたのだ。
…まあ。魔理沙は霊夢の意図していたところを察したものの、それを誰にも言わず内に留めたというちょっとばかりの罪悪感はあるのだが。

魔理沙「早苗よ、なんだその様は」

早苗「こ、これは…」

今まで自信たっぷりに威圧していた姿は見る影もなく、魔理沙の言葉に早苗はうろたえる。
ちょっとばかりS心が疼いたものの、我慢し言葉を続ける。

魔理沙「ま、言われずともわかるけどな。前の試合でこっぴどくやられて自信喪失ってところだ。
　　　　　そんなん私じゃなくて、チームの連中は誰だって察してる」

早苗「違います！…私は、あの紅巫女に負けてなど……」

魔理沙「負けたって自分でもわかってるんだろ？だから、今みたいに絶不調なんだ」

その言葉に早苗は何も答えられない。
強がる気力も既になく、魔理沙の言葉は正鵠を射ていたからだ。

前次写