【その隙を】キャプテン霧雨103【狙い撃て】

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[948]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2016/04/16(土) 23:42:00 ID:???
>>A　朝ごはんを食べに行こう

魔理沙は舌こそアレになったものの、美味いものまで不味く感じるわけではない。
考えようによってはなんでも美味しく食べられる素晴らしい能力である。
…本当に言い方というものは大事だ。
話は逸れたが、要は魔理沙にとってもサルバトーレの作る朝食はぜひ食べたいところだったのだ。

魔理沙「さーて！一体料理は何かな！」

サルバトーレ「…出来るまで待ってろよ！」

魔理沙「いや、でもさあ…」

視線を食堂の方へ向ける。
向けると同時に目に入る緑色の光。
パルパルという呪詛がこちらに向かってもわもわと吐き出されていた。

魔理沙「美味い料理が作れて妬ましい…ってか。
　　　　　自分で努力すればいいのは知ってるけどその性はどうしようもない、と」

サルバトーレ「いいからマリサも戻れよ。料理の邪魔だ」

魔理沙「おい！あの空気の中私は誰と話せばいいんだよ！」

サルバトーレ「知るか！」

結局つまみ出された魔理沙は途方に暮れる。
既に神奈子は旅立っており、早苗は出てこない。

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