【キスメマジック】キャプテン霊夢29【再び】

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[194]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/10(日) 23:43:02 ID:???
『今幻想郷内で最強のチームを決める選抜大会を行っている。もし国際Ｊｒユースに出るとしたら、
　そこで優勝したチームになる可能性もある。今は予選中だが、決勝トーナメントになったら
　実際に見て幻想郷のサッカーがどう見えるかを実際に確かめて欲しい』

という内容に加えて、了承するなら決勝トーナメントはこの日からだが大丈夫ですか、
という旨が記載されていた。

見上としては本音を言えば断りたい提案だ。代表チームの監督で手一杯なこの状況下で、
いきなりこんな訳の分からない事に協力しろと言われてそう簡単に頷ける筈もない。
だが、大きな声では言えないが国際Ｊｒユースの日本代表チームの出場権を金で買った
日本にとって、提示された資金のバックアップという内容は魅力的だった。

見上「……今監督である私がこのチームを離れる訳にはいかない。が、幻想郷だか知らないが、
　　　そこのチームが国際Ｊｒユースに出たいというならば、どの程度のレベルかを知って
　　　おく必要はあるだろう。片桐君。すまんが、頼まれてくれるかね？」

片桐「了解しました、見上さん。ではそのように返事を出しておきましょう」

見上「宜しく頼む。それにしても、妙な事になったものだな……。
　　　あの個性の強い奴らをどうまとめるかだけでも頭の痛い問題だと言うのに……」

こうして、片桐宗正は幻想郷のサッカーレベルを視察する為に幻想入りする事になる。
この事がフランス国際Ｊｒユースに及ぼす影響の大きさを、この時点で知る者は誰にもいなかった……。

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