【キスメマジック】キャプテン霊夢29【再び】

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[588]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/21(木) 14:50:12 ID:???
はたて「（うーん、私もドリブルはそこそこは出来ると思うけど……、
　　　　　文には流石に適わないし、この状況でする必要はないわね）文！」

バシィッ！

文「どうもです、はたて。穣子さんと静葉さんもお見事な守備でしたよ」

はたては受け取ったボールを即座に文へと渡し、自分はフォローに回る。
一方、霊夢と早苗はそのパスをカットすることこそ出来なかったものの、
文がドリブルを始める前に何とか追いつく事に成功した。

構図としては、先ほどの霊夢対文・はたてを丁度逆にしたような形となる。
違うところがあるとすれば、早苗ははたてより、霊夢は文よりも守備力が高い。
この二人が同時に守備を行った場合、大抵の相手からボールを奪ってきた。
そして、そこに更に一人の選手が加わる。

空「うにゅおー！ボール寄越せー！」

ドドドドドッ！！！

試合開始早々のタックル以降、ヤマメのマークに悩まされ全くボールに触れる機会がなく、
体力を持て余していた空が後ろから迫っており、３人で文を囲む体制を作る。

文「あやや、また３人掛かりですか……まあ何人いようが、一陣の風を捕まえる事など出来ませんがね！」

早苗「悪いですが、風を操る儀式ならお手の物ですよ！」

霊夢「いい加減あんたのドリブルも見飽きたわ！」

マリオとヨッシーＦＣの中でも特にタックルが強い選手３人で囲んでのプレス。
これで奪えなければ、下手をするとまた１対１に持ち込まれかねない。

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