【キスメマジック】キャプテン霊夢29【再び】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[830]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2015/05/25(月) 23:34:29 ID:???
一瞬の出来事に何が起きたのか分からず、観客席が沈黙に包まれる。
だが、ボールがゴールを割っていない事が分かると、一気に歓声が沸き起こる。

ウオオオォォォォオオオオオオオオオオオオオオオ！！！

天狗Ａ「止めた！止めた！止めました！先ほどの空選手に勝るとも劣らない勇儀選手の強烈なシュートを、
　　　　心選手が見事セービング！完全に防ぐ事こそ出来ずコーナーキックになってしまいましたが、
　　　　それでもこの大ピンチを防いだ事に変わりはありません！今大会、不調が続いていた心選手ですが、
　　　　紅魔スカーレットムーンズ戦の後半辺りからその実力を存分に発揮しています！
　　　　幻想郷の小さな巨人・因幡心、ここに復活です！」

「こ・こ・ろ！こ・こ・ろ！」「どうだ、これが心ちゃんのセーブだぜ！」
「心ちゃん！俺は復活してくれるって信じてたぞ！」

翼「……俺のドライブシュートもあの子に止められた。霊夢ほどではないが、あの子も警戒に値する選手だね」

松山「お前が霊夢という子以外を評価するなんて珍しいな……。だがそうか、俺達と試合をした時は
　　　俺のせいであの子にまともにボールを届かせる事すらできなかったからな……」

第二回大会の事を思い出し、苦い顔をする松山。真っ向から勝負して敗れた南葛とは違い、
ふらのは松山の開始早々のレッドカードによってまともに試合が出来なかった。
それが松山にとっては大きな悔いとなって残っていた。

松山「（それを考えると、片桐さんから聞いた話はチャンスなのかもしれない……）」

天狗Ａ「そして怪我が心配される霊夢選手ですが……、あ、今立ち上がりました。
　　　　しかし、明らかに右足を庇った様子を見せます。先ほど文選手のドリブルを
　　　　止めようとして吹き飛ばされた際に、捻ってしまったのかもしれません！」

文「（あやや、勇儀さんのシュートがまた防がれたしまったのは本気で痛いのですが……。
　　　霊夢さんが怪我、ですか。ルール違反をした訳ではないですし、恨まないで下さいよ？
　　　……でもちょっと怖いですから、試合が終わったら謝っておきましょう）」

前次写